皆さん、こんにちは。
今回は柄合わせについてお話しをさせて頂きます。
まずこちらをご覧下さい。
十字の交差点にぼんやり影がみえませんか?
これは、縁辺対比といわれる、錯視(目の錯覚)の一種です。
柄合わせが難しいとされるのは、組み合わせによっては、
このような錯視を起こす場合があるからなんですね!
錯視自体は時に良い方に作用することもありますが(スタイルが良く見えたり…)、
煩わしく見えるコーディネートは避ける方エレガントです。
細かいチェック同士の組み合わせです。目がチカチカしてしまいますね。
ネクタイを幅の広いストライプに変更してみました。
こちらの方が、見た目にしっくりきますよね!
この様に、柄の大きさを変えてみるというのがポイントになります。
また、柄同士に色の共通点をもたせるのも落ち着きを与えます。
参考までにエレガントという言葉について著名な服装評論家の表現を引用します。
この言葉には「見られる為に着る」という西洋の貴族たちの発想が根底に含まれ、
それは日本がとうに失ってしまったものだからだ。
(男の服装術 落合正勝著)
この意味からすれば、見た目の不快に繋がる煩わしさは、極力避けるべきですね。
まず基本的なルールはおさえ、次に個性を出していきたいものです。
本日は以上です。参考になりましたでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございます。